2015年12月27日

ベトナム戦争における米軍のマチェット

こんにちわ〜jonesです〜
今日もマニアックな記事を書きたいと思います
ベトナム戦争で使用されたマチェット(なた)とマチェットスカバード(さや)についての記事です。

ベトナム戦争でマチェットといえば容易に思いつくんでは無いでしょうか?
欝蒼としたジャングルをマチェットで掻き分けて
進むアメリカ兵の姿は何となく想像が付きますね!
そんなマチェットのお話です。



ベトナム戦争で使用されたマチェットにはいくつもの種類がありまして

一般的に有名な18inchマチェット


サバイバルマチェット (アックス)


スペシャルフォースマチェット (その他多数あり)


こんな感じです。
ベトナム戦争では数多くのマチェットが登場しますが実際殆ど使われることがありませんでした。
理由としてはジャングルの草やツタは柔らかくなぎ払ってきれるものでは無かったり片手がマチェットでふさがった状態での突然の会敵が危険だった等があるそうです。

なのにこんなにたくさんあるのはやっぱりジャングルって聞いて持ちたくなったり、必要と感じたからでは無いでしょうか?
NSNナンバーはややこしくなるのでかきません(面倒)
一つ一つ解説していきます。



18inchマチェットから

1952?〜1966

マチェット 18inch
スカバード M1942(cotton(OG-107 )

18inchマチェットは昔から有るモデルでベトナム戦争中も殆ど形はかわってません。マチェットスカバード(さや)も殆どWW2から変わらず
色がカーキからオリーブグリーン(OG-107)に染色が変わっただけです。
装着方法もベルトループ方式かワイヤーフックです。


1966〜1973

マチェット 18inch
スカバード M1967sheath &M1966sheath(ラバー?ポリ系?ビニール的な)

1966年からはそれまでのコットンスカバードからビニールの様なサヤに変わります。マチェット自体は刀身の表面処理が変更になったそうです。
海外のサイトではM1966マチェットシースと出てきました。
このラバースカバードには大きく2種類あり

M1966 Machete sheath

ラバータイプに変わった時からメジャーなスカバードで、セルフシャープニングはありません。
サヤの入り口の内側に銅板の脱落防止がついていて逆さにしてもマチェットが落ちてこなくなっています。
装着方法は固定M1910ワイヤーフックでベルト等に装着します。
ワイヤーフックは固定でサヤから抜きやすいよう斜め向きになっています
メジャーなメーカーはV.I.Z 社
ワイヤーフックの下にV.I.Z MFG CO 1966
と刻印があります。

M1967 Machete sheath

このセルフシャープニングが付いているタイプがM1967です
サヤの端についてる奴がシャープニング
M1966との大きな違いは水抜き穴が非常に増えていること、ワイヤーフックが動くように旋回軸が付いていることです。
水抜き穴のパターン別で数種類あります。
M1967に関してもV.I.Z社にも1967の印がありますので1966の直後に改良型を納入していた事になります。
同時に1968の刻印アリのM1966も存在しますので並行生産していたのかもしれません。

ちなみにM1967タイプは1992の印が有るモデルも存在しています。

続いてサバイバルマチェットに移行します。

フランクワーレン製サバイバルマチェット

型番 LC-14-B
納入1966〜???
フランクワーレン社が納入していたサバイバルマチェットです。特徴があり過ぎて説明し辛いですが
なんといってもこの鉤爪みたいな返しが不気味さを醸し出しています。
支給は1966年からです

元々は民間向けの山林作業用のマチェットだったそうです。
初期の民間向けを仕様変更して納入していた時は
可愛い説明書になってます

写真付きで良い感じのおじさんが各部分を使って木のさばき方を説明してます



LC-14-Bの説明書は




オオオオオオオオオイ!!!
さっきまでそんな使い方してなかっただろぉぉオオオ!!!
いきなりぶっ殺してんじゃねえよ!

あー、怖。

LC-14-B

その他にもグリップの形の変更、サバイバルミラーの付属があります。
主に陸軍のヘリクルーに支給されていた様です。
空軍のパイロットにも同じ様なサバイバルマチェットが支給されてます。
基本的にベトナム戦争で支給されていたサバイバルマチェットの形はどれもこれも似たようなものですので一本で代用出来ると思います。
ただ空軍の物には赤色だったり派手なものがありますので一概に同じとは言えないところもあります。


続いてスペシャルフォースマチェット...

これがまたややこしい。
一言で言うと「特殊部隊の鉈」
なんですが、その当時「スペシャルフォースマチェット」なんて呼ばれていたわけも無く
ただの「ボロナイフ」と呼ばれていました。
戦後マニアが「CISOボロナイフ」とうあだ名をつけました。
CISOって?
あははは僕に聞かないでください。
説明したら記事の内容変わっちゃうのでf^_^;)
簡単に言えば特殊部隊をどこの国の特殊部隊かわからなくするための装備を作る組織です。
そのCISOがまた色々作るんですよ...リュックとか。
服とか、食物まで
このボロナイフもその一環で作られました。
そんな謎多きボロナイフなんですが主にグリーンベレーやモンタニヤード等使用しました。

こんな感じで。
この絵マニアがみれば
よくできてるなぁと思うはずです笑。
まだまだCISO等の事は分からないことばかりですがこんな感じでマチェットも色々あったんだなー
と知っていただければ幸いです。

最後に私の持っているマチェットを...

フランクワーレンのサバイバルアクスとGIタイプのマチェット、M1967マチェットスカバードとM1966マチェットスカバードです。
フランクワーレンのサバイバルアクスはLC-14-Bではなく納入初期の物になっています。



持った感じはそれほど大きくもなく使い勝手は良さそうです。
中の取説はオジサン写真のタイプです(笑)

以上で終わります。ありがとうございました♪
















この記事へのコメント
はじめましてコメントさせて頂きます。
小生も新潟でナム戦装備してますもので
珍しい小物でマチェットに焦点をあてた記事
というのは初めてなので参照にさせて頂きます。。
Posted by 半井匠(ナカライ タクミ)半井匠(ナカライ タクミ) at 2015年12月27日 20:01
コメントありがとうございます!!
これからもどんどんUPしてくので
お楽しみに!
Posted by jonesjones at 2015年12月30日 16:04
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