2016年02月13日

ソンタイレイダース歴史編 第1章 集えレイダース!!

主要登場人物

空軍指揮官 ルロイ・J・マナー准将


陸軍指揮官 アーサー・D・シモンズ大佐


SFG指揮官 ドナルド・D・ブラックバーン准将


攻撃チーム指揮官ディック・メドウズ大尉



第1章〜集えレイダース!!〜
作戦立案から訓練まで。



アイボリーコースト作戦は米軍統合参謀本部長の指揮下で行われる米軍の歴史上初の統合作戦でした。

1968年から米軍はベトナム戦争における自軍の捕虜の救出に着目していました、中でもソンタイ川周辺の捕虜収容所と見られる施設にはおおよそ55名の捕虜がいると航空偵察で撮られた写真を分析し目星をつけていました。
この事から捕虜救出作戦立案概要は同年5月9には纏っていました。
少なくとも早急に救出しなければならないことは確実だったと言えます。
救出作戦の言い出しっぺ陸軍指揮官 ブラックバーン准将はソンタイ捕虜収容所から全ての捕虜の救出を提案します。
この事から空軍指揮官マナー准将はアール・G・ウィラー中佐の指揮下で15名のプランニンググループ
コードネーム「ポーラ リージョン」を発足しました。

一方陸軍のメンバー選びを任された
シモンズ大佐は特殊作戦群に対し志願兵を募集し
500名の志願兵の中から103名を選び出しました。
彼らの大半は6th〜7th特殊作戦群でありノースカロライナのフォートブラックに駐留していました。
それと同時にUSAFでもエアクルーの補充をしていました。
空軍基地で優秀な成績を残している整備員や
スカイレーダーやヘリコプターのパイロットで戦場に出た事のある一級のパイロットばかりを選抜し、
空軍からは116名を選抜しました。

空軍も陸軍も出来るだけベトナムの戦場を経験していたり熱帯での訓練を受けた事のある者を優先して選びました。

そして103名の陸軍SFGメンバーと116名の空軍メンバー、計219名の優秀なメンバーを持って共同作戦が始まりました。

空軍のプランナー達は先ず夜襲に最も最適な気象パラメータを分析すべく天候気象の研究に移ります。
そして彼らが導き出した作戦に最適な環境は

「地平線より上に下弦の月が35度4分の位置に出ている日」
と言うのが最適の条件だったそうです。

もう一方のプランナー達はソンタイ捕虜収容所の精密な模型の作成に着手します。
SR-71ブラックバードや衛生偵察により手に入れた写真などから作成された模型「バーバラ」は衛星偵察、多岐にわたるブラックバードの出撃費用、作成費用合わせてなんと600万$(;^_^A
イカれてやがる...

↑これがその600万$のバーバラさん。
隣のパイロットさんが偵察したのかな?
ちなみにサイズは152cm×152cmなので余裕がある方は作ってみてはいかがでしょうか?

そんなこんなで作戦に必要な装備や情報が整ってきてようやく8月8日、エグリン空軍基地のデュークフィールドを使用して本格的な突入訓練が始まります。

先ずチーム分けがされました。
アサルトチーム 「ブルーボーイ」
コマンドチーム「グリーンリーフ」
サポートチーム「レッドワイン」
↑これ覚えておいてください!
あとあと出て来まくるんで!(;^_^A

訓練施設を歩くブルーボーイリーダーのメドウズ大尉。


デュークフィールドには模型バーバラから得たソンタイ捕虜収容所からその周辺の建物の配置を布と木で再現しています。
なぜ布と木なのか?
これは不必要に手榴弾を投げたり銃撃したりすると貫通弾がいつでも仲間に当るんだぞ!ということを思いしらす為..らしいです。
という事は実弾で訓練してたって事!
怖えぇ....

しかも24時間に一回上空を偵察してくるソ連の偵察衛星から隠すために使っては建て、またしまってを繰り返していたそうです...
そして訓練続ける事約2ヶ月、9月28日の夜に当日と同じコンディションを再現して訓練する、リハーサルを行います。

使用機体

UH-1H ヒューイ

ヒューイに乗り込んだレイダース達は当日と同じ5.5時間もかけて、687マイル(約1160キロ)を飛行し訓練しましたが問題発生、ヒューイの座席ってパイプにハンモックみたいな形で布が貼ってるだけなので足が痺れてレイダース達が皆んなヨタヨタ、しかもUH-1Hにフル装備のレイダースを乗せると最低でも4〜5機が必要でそれを見たシモンズ大佐は
ヘリをUH-1H

からHH3-E

に変更しました。

その後訓練は大詰めを迎え10月、マナー准将は実行日として10月24日を提案しましたが大統領が不在だった為、大統領補佐官のキッシンジャーがその内容に対し勧告をし、キッシンジャーの補佐官であったアレクサンダー・M・ヘイグが任務の遅延を提案します。
理由としては航空機の暗視装置「FLIR」の完成を待ち搭載してからの方が良いという事、追加のトレーニングが出来るという利点がありました。
しかし機密性の低下というデメリットもありました。
ちなみにヘイグはベトナム戦争の激戦を指揮官として経験していた人物で
まぁこの人が言うなら仕方ないか、的な感じだったのでしょう。
果たしてレイダースは襲撃を成功させられるのか!?

続く



上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。