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Posted by ミリタリーブログ at

2017年03月27日

ライトウェイトリュックサックを使いこなせ!

コンニチハ(´⊙ω⊙`)
今日はナム戦装備の登竜門 「各種リュックサック」の使い方を考察していく記事の第一弾というところで
その見た目と作り込み、なんか立派な感じから
素人からプロまでなんか高く値段をつけてしまいそうな....
「ライトウェイト リュックサック」
僕も苦労して入手しました( ̄◇ ̄;)
今日はライトウェイトラックサックについて書きます!
以前何たらかんたら書いたのですが
Twitterなのでつぶやき程度でした...
なので真剣に纏めます\\\٩(๑`^´๑)۶////

ライトウェイトリュックサック(以下ライトウェイト)はそもそも寒冷地用の装備でしたが
その容量の大きさと汎用性が高かった為に一般部隊で非常に多くの使用例を確認出来ます!

ライトウェイトについて考察していきます!

ライトウェイトの利点!

1.縦に長くアルミ製のフレームを主体にしているので
背負いやすく重量物も楽に運べる

2.とにかく積載量が多く個人用の野外宿営資材なら普通に積載できるほどのキャパシティ!

3.ストラップやサポートシェルフを組み替えることで個人用品から弾薬運搬、無線機までも積載できる
汎用性の高さ!

4.リムーバルバックルが有るから下ろしやすい、緊急時に破棄しやすい
それも左のショルダーストラップにしか
ついていないので次に背負う時に背負いやすい

と..沢山出てきますが
少なからず悪いことも有ります。

ライトウェイトのマイナスポイント

1.重量物運搬を可能にする為に縦長になった分、機能発揮の為には腰に装具を装着出来ない。

こんな感じになります。

2.伏せれない
思いっきり伏せるとヘルメットとフレームが干渉して頭が上がらなかったり積載物の重さで起き上がれなくなります。

3.破棄するのにとてつもない勇気が必要
生活用品等を山盛りのライトウェイトを破棄すると残るのはせいぜい...アモポーチx2
水筒x2 ファーストエイド....くらいでしょう...

と、3点ほどしか出ませんでした
一見なんともなさそうに見える所も有ります。

作戦を狂わせる可能性を秘めているのも事実です。

なのでライトウェイトを背負っている状況は
1.安全化が図られた経路を後続部隊が移動している。
2.航空、車両輸送部隊がそれ程存在しない、
またはそれらが侵入不可能な場所への徒歩侵入

3.FOB(前哨基地の無い)展開地域への新規侵入する先発部隊

と例をあげるとこの様なかんじです。

例外と言えば
まれにレンジャーやLRRPでの使用もかくにんされます。

おそらくですが
PF(パスファインダー(降下誘導ユニット))
や長期潜伏するRECN(偵察)がメインかと思われます。
先程のライトウェイトのマイナスポイントも有りますがその辺の歩兵とは違い遊撃、潜伏、偵察、等のスキルを付与されているので話しは変わってきます。
偵察の一例としては
安全な集合地点というものをあらかじめ決め
そこに荷物、警戒員 なんかを分散して配置

複数のセクションで偵察に出発しまた戻り敵の配置等を地図に記載と言う手法を使えばライトウェイトを装備していても問題ありません。
ただ敵地に浸透する、遊撃する場合は予期せぬアンブッシュなんかがあるのでライトウェイトは向かないかもしれません。
そうなるとライトウェイトのようなフレームパックよりも普通のリュックがいいのかもしれません。

その状況で使い分けることが大切です。
いかに使い分けるかがリアリティ向上になると思います!

またトロピカルリュックやLRRPリュック、ARVNリュックについても逐次書いて行く予定です!

これからナムシーズンですのでイベントに行かれる際の参考になれば幸いです!

今日はこの辺で失礼します。

ありがとうございました!  


Posted by jones at 22:13Comments(0)

2017年02月11日

考察!補給と兵站、個人装具の支給について


こんにちは!
めちゃくちゃ寒いですね。
所によると雪が降ってるそうです...

今日は「個人装具の補給についての考察」
です。
リエナクト始めようと思ってる方には是非一緒に考えて頂きたいです。

この画像1967年の画像です。

この画像も1967年の画像です。

1枚目の画像はユーティリティを着ています
2枚目はジャングルファティーグを着ています

こう言う画像有りますよね
1969年なのに〇〇装備してる〜〜
みたいな...
正解は無いのですがここからが考察になります。

ユーティリティユニフォームとジャングルファティーグ。
勘違いされやすいのですがユーティリティは本国で使用される汎用戦闘服で
ジャングルファティーグはベトナム等の熱帯で使用する為に開発した局地用の戦闘服です。
なのでベトナムに派遣される時に支給されます。
基本はユーティリティという事です。
しかし急に増強された在ベトナム米軍全体に新型の装備、何十万着もの服とブーツを支給出来ません。
となると
前線部隊や空挺、特殊部隊と言った戦闘部隊をメインに支給します。
後方部隊は更新が遅くなります。
しかし前線部隊も戦っているのでファティーグが破れた、ブーツが壊れたなんて事も起こります。
そうすると前線部隊だろうが物がなくなると
ユーティリティを着るしかありません。
こうなるので将兵は大切に装備を補修して使用します。
実際1stパターンや2ndパターンのジャングルファティーグは補修された物が多いように思えます。

立ってm16を構えている中央の人はユーティリティパンツを履いていますが周りの人はファティーグを着用しています。
この様に戦争初期では破れやすいのか破れて着れなくなったのかは分かりませんがユーティリティパンツを履いている写真が結構有ります。

戦争後期の写真ですが2ndパターンジャングルブーツを履いています。

1968年には4.thファティーグも生産され始めます。
がこれも勘違いされやすいです。
1966年に生産された、1968年に生産されたからといってその年から全部隊に完全に支給されません。
部隊には在庫というものが有ります。
大切に保存していた2ndパターンジャングルブーツ、3rdパターンのファティーグが沢山あるところに
4thパターンのファティーグが来ます。
すると4thパターンをちゃんと確保できるまで
旧型を支給するなどして上手く部隊に回す事も有るみたいです


ワンスアンドフォーエバーで有名になった
ハルムーア中佐とプラムリー上級曹長本人です。
ハルムーア中佐の方が階級上なのに
プラムリー上級曹長がジャングルファティーグ着てるよ...
これは様々な理由が考えられますが一つに
プラムリー上級曹長は下士官ですが
上級曹長ともなれば人脈は非常に充実してる筈です
そうすると需品係などの被服を支給する担当の元上司で「プラムリー上級曹長!新しい戦闘服来てますので持って行ってください」なんてのも考えられますし
単純に上級曹長なので序列的に受け取っている可能性もあります。
どちらにせよムーア中佐はファティーグを受け取っている可能性は有りますので多分この写真の時はたまたま着ていないだけだと言うのが妥当ですかね?


装具に関してです。細かなパターン、M1956、初期型、後期型、などは特に気にしていなかったと思われます
なぜかと言いますとM1956/61はどちらもベトナム戦争が本格化した時には完成していたからです。
なので細かい装備の新旧はそれ程気にする事では無いと思います。


最後になりますが
普通の下士官、兵卒はリエナクターのように装備なんてほぼ選べません。
支給されたものを言われた通りに組んで言われた通りに行動すると言う事みたいです。

この様に補給とは非常に複雑な物で
中には需品係の私情、階級なんかも絡む場合が有ります。
先ほども述べたようにM1956初期型だ!なんて言うのは気にしなくて良いです。
ただファティーグやブーツはベトナム戦争に沿うようにして開発され戦争期間中に何度も改良されていますので考察する必要はおおいに有ると考えています。
考察する時はその時々の状況や部隊の特性、その人の階級もよく見て考察すると良いと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
それでは今日はこの辺で!  
タグ :ナム戦装備


Posted by jones at 14:22Comments(0)

2017年01月25日

ナム戦 米軍歩兵 究極マニュアル!in1967

お疲れ様です。
今回はスタイリングマニュアルシリーズ です
ナム戦ヒストリカル「ベトベトしま戦か?」
の設定が1967年のジャンクションシティー作戦という事で
あくまで一例として
1967年の在ベトナム米軍の師団、連隊の歩兵科の装備 を紹介します。
先に述べておきますが
これじゃなきゃダメというわけでは無いです
こんな感じで組めば〜こんなアイテムがあればーと言った感じで
参考程度にしてください!

1967年と言えばライフルがまだ完全にM16 になっていなかったり
予備も含めて完全にファティーグが支給されていないのにジャングルブーツは完全に支給されたり
カラーのネームテープやSSIがサブデュートになったり...
ちょっぴりカオスな時代です。

まず写真を見ていきましょう




こんな感じです。
時代考証としては
2nd、3rdファティーグが入り混じり一部や後方などではユーティリティが使用されていたりします。
ジャングルブーツは3rdか2ndかです。
ただジャングルブーツもファティーグも67年ちょい前に開発されたものですので全員着用出来ているわけでは有りません。

M16 も完全に更新されてませんのでごく一部でM14の使用が確認されます。


個人装備、M1967はまだ出来立てですので
使用できません。

それを踏まえた上で装備を組んでいきましょう!

先ずは大事な大事なヘルメットです。
M1を使います。
ヘルメットカバーを被せましょう

このようにタコ足を均等に引っ張って中心に向けて押し込んでいきます。

ある程度馴染ませたらカモフラージュバンドを上から被せていきます
するとハリが出てソコソコ綺麗になります。

横っちょを伸ばしてシワをとっていきます。

最後にライナーを入れて

完成です!


続いて装備を組んでいきます
先ずM1956アスバックを膨らませます。
当時
アスバックはレーションや嗜好品、必要な私物を入れていましたが容量不足だったので皆さんなかなかパンパンです。まん丸く膨らませるのもアリですが
せっかくなので...

装備が送られてきて毎度行き場を失うダンボール君を活用します。

こんな感じで四角く折りたたんでカチカチ()にします。
そして要らない新聞紙やらなんやらで膨らませたアスバックの好きなところに固めた段ボール君を添えます

僅かですがフタ部分が段ボール君の働きで四角く浮き出ています。
何なのかはわかりませんが私物が柔らかくて膨らむ物ばかりではなく
何かしら(お菓子の箱、本、など)も入っていると言う想像でやって見ました。
こう言う変化を見せるのも良いと思います。

気付いた方もいらっしゃるかもしれませんが
アスバックに端末処理を施してます。
ミリフォトをよく見るとわかると思いますが
〜70年代位までの軍隊の兵士というのは規律や身嗜みと言うとこを非常に重んじていました。
兵士としてヒモをブラブラしてるのはだらし無いと言うのが偉い人が言う文句でホントは端末をダラダラさせると木や小枝に引っかかったりして音がなったりしますのでそう言うことも防げます。
使わない、又は長く余ったストラップは纏める等の処置をすればより一層リアルに見えますよ!
アスバックはこの辺で
アムニッションポーチを付けます。
その前に...
ピストルベルトに付いている縦長の黒い棒
「ベルトキーパー」を活用します。
コレを一本サスペンダーの金具に隣接するように持ってきます。

この赤矢印の所で「ベルトキーパー」を挟むようにアムニッションポーチを取り付けます
すると...

このようにベルトキーパーの働きでダブルの部分のベルトがダレずしっかりと組めます。

最後にストラップを取り付けて取り付けは終わりです!
プラスαでグレネードを付けたいと思います。

つける位置はココ

セーフティレバーを赤丸の位置に通して
ストラップをセーフティピンに通して後ろのボタンで留めればokです!

続きまして
キャンティーンカバー&キャンティーン
です
M1956をベトナムバージョン(トレンチングツール外してキャンティーン1コ増設)で組むとM1956キャンティーンカバー、とキャンティーンが二つ必要になります。
これは当時の上層部からの通達なので全員が二つもしくはそれ以上のキャンティーンを持っています。

一つにはこのようにキャンティーンカップがあると
カバーに入れた時のシルエットが違って見えますのである人はオススメしておきます。
キャンティーンはコレで大丈夫です。

後はファーストエイドポーチを好きな位置(取り出し易い位置)に配置して完成です!


こんな感じに組めればokです!

続いて被服です

67年でメジャーな2ndパターンTCUです。
中田商店から非常に出来の良いレプリカが販売されましたのでこだわる方はオススメです。

続いてブーツです

67年は2ndパターンを20万足生産しトロピカルブーツが全部隊に行き渡った(と軍は言ってます)年ですので2ndパターンを使用するのがベターです。
ではでは
靴紐を編みましょう。
今回はブーツインの方法です。

あくまで例ですがこうすると見栄えが...良いです笑
と言うのは文句で編む方向を一定にしておくと
歩く際に足の甲にかかる負担が分散されるのです。
見栄えがいいし(うるさい)

シッカリではなくピッタリ(ブーツの取説曰く)編むと良いそうです。
僕は最後は本結び派なので本結びにしてます

靴紐の端末があまりすぎる場合は足首に一巻きしても良いでしょう!

完成形はこんな感じで!

...
ベルトを締めてODのシャツを着て...
ドッグタグに遮音して...

下地はこんな感じです!

そこにさっき組んだ装備を合わせて...

このようになりました。
サスペンダーの長さですがちゃんと合わせるのでしたらお腹より若干下位の場所にベルトが来るように合わせればokです。

武器はM16がオススメです。
67年ごろのM16はロアーレシーバーが少し違ったりしますがマルイのやつかG&Pの奴で大丈夫です。

これで1967年の歩兵が完成しました!

後はお好みでマガジンバンダリアを付けたり
クレイモアバッグを使ってみてください!



長いのに最後まで見てくださってありがとうございます!
ライトウェイトは要らないの?と思われるかもしれませんが
要りません。行軍用なので戦闘で使用するのはLRRP 、レンジャー位ですしどちらにせよ戦闘時には下ろします。


実際に戦闘でリュック背負って戦ってる人はホントに少ないです。(RTO等を除く)
あくまで参考にして頂ければ幸いです!
それでは!( ̄^ ̄)!  


Posted by jones at 15:35Comments(2)

2017年01月24日

ナム戦で使えるトラウザーズベルト

おはようございます。

ナム戦で使えるトラウザーズベルト
と言う事で
どんなものが使えるのかを紹介します


この三つです。
黒いのは60年代後半から80年代まで使用された物です。
上二つがオープンバックルと呼ばれるもので
一番下のやつがGIバックルと呼ばれるタイプです
何が違うかと言いますと
オープンバックルは野戦用
GIバックルは制服や式典での時に使う物なので
戦闘時に使うものでは有りません。
山中のオープンバックルは1964年から撤退まで使用可能
黒い奴は1969年ー撤退まで使用可能です。
個人で黒く塗ったやつなんかも存在するので一概にダメとは言えませんが
新しく買うなら真鍮のオープンバックルを使った方がいいと思います。



ベトナム戦争では様々なトラウザーズベルトが使用されました
南ベトナム製の物やPXの物、そして
GIバックルも戦闘で使用されています
一概にこれが正解とは言えませんが
教範的に言いますとコレが基本なので紹介させて頂きました!!

番外編
A7Aストラップ


特殊部隊隊員が好んで使用したとされるA7Aストラップです。
A7Aはスターボハーネス、マクガイアリグ、ハンソンリグと特殊部隊を支えたストラップでそれをトラウザーズ用のベルトに使ったそうです。
今で言うリガーベルトの先駆け的な物ですね。  
タグ :ベルト


Posted by jones at 09:46Comments(0)

2017年01月15日

ジャングルブーツコンプリート!

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

まず本題に入る前に今年の目標を...
「なるべくイベントに参加する!!!」
です!
今年もよろしくお願いいたします!

さて本題に入ります。

年明け早々にアメリカからとあるジャングルブーツが届きました。



そう...1stパターンジャングルブーツです。
7Rなので履けませんが存在すること自体に価値があるので御構い無しです(*_*)
このブーツが手に入ったことにより
私のブーツコレクションはコンプリートされました!


わりとボロかったのでしっかりと手入れしなければ...
1stパターンジャングルブーツと言えば丸紐では無い物も有ります。
実は1960年、1962年頃までは平らな靴紐が標準で
細い紐は2ndパターンのジャングルブーツからと言われております。
更新された時期は不明ですし実際に平らな靴紐の1stパターン履いてる写真を見たことも無い...
しかしせっかく飾るなら変化を見せたいですよね...
と思っていると

靴の底から出てきました...
感動です。
おそらく出品者さんからの好意だと思われます。
感謝感激です。

そしてレザークリームやらでお手入れして
シューキーパーを入れて...

完成です!



いかがでしょうか?
平紐と言うのも面白いですね!
めちゃくちゃ嬉しいです。

そしてそして!
ナム戦で使用されたトロピカルブーツの代表格が全て揃いました!
自分で言うのもアレですが凄いですね(_ _).。o○






感無量です!
今年も頑張ります!
よろしくお願いいたしまーす!(((o(*゚▽゚*)o)))  


Posted by jones at 19:05Comments(2)

2016年12月25日

オキナワブーツ..君の名は?

こんばんはー
クリスマスナイトなのでブーツについて(また)
今回は実オキナワブーツを手に入れたので彼についてです!

なんてったって実物ですからね!
しかと8 1/2 Eと言うチョーーーージャストサイズ!
マジで今年最高のコレクションです!

製造年は1950年1月14日です

ソールはグッドイヤーソールです( ✌︎'ω')✌︎

ベントアイレットはジャングルブーツと違いまだただのアイレットです

CLASSIFIEDさんで販売しているオキナワブーツと比較!
いつかやってみたかったんです!

...
え、出来よすぎじゃないですか?
奥(左)がレプリカですが
実にヒケを取らないだと!?
素晴らしいとしか言い様がありませんヽ(;▽;)

(下がレプリカの靴紐)ただレプリカは紐が長くてモッサリしていて目が荒いのとワイドサイズのみなのが悲しいです...

レビューはこのへんで

最後にヒストリー書いてシメたいと思います!
流行りに乗ってお題にました「君の名は?」
オキナワブーツの正式名称知ってられる方いらっしゃいますか?...
オキナワブーツは1945年に開発されたトロピカルブーツで正式名称は
"Boots combat tropical M1945"
と言います。
M1945はジャングルブーツM1942を更新すべく生産されましたが太平洋を支配した米軍はもうジャングルブーツに興味は無くなっていました...
そんな倦怠期に開発が完了したM1945はオキナワに大量集積され東南アジアに派遣されるアドバイザー"MAAG"にちょくちょく支給され「オキナワブーツ」の愛称で親しまれました。
トロピカルブーツの事なんてほぼ忘れかけていたアメリカ軍はM1948サービスブーツを開発しダブルバックルブーツを陳腐化してもなおオールドスタイルのM1945を1950年代末まで生産していました。
しかしいつまでもこんなブーツでいいわけもなく1960年初頭には Boots combat tropical 通称ジャングルブーツが登場し次第に姿を消していきましたが生産されてから約20年間、唯一の熱帯用コンバットブーツとしてアドバイザー達の足元を守って居ましたとさ...
おしまい♪

いかがでしたでしょうか?
オキナワブーツについてわかりやすかったですかね?σ(^_^;)

簡潔に言うと「最高って事です」

それでは!メリークリスマス♪

  


Posted by jones at 01:31Comments(0)

2016年12月23日

ジャングルブーツのヒミツ


ナム戦装備に拘る皆さんこんにちは!
いきなりですが...
ナム戦ロットのジャングルブーツを見分けるにはスタンピングが見えればそれで良いのですが他にはカカト部分に縫い目がある無い
と言ったのを基準にしてたと思います。

何年のロットからカカトの縫い目が無くなったかご存知でしょうか?80年?80年後半?
と言う内容ですので今後ブーツ購入の際に参考にして頂ければと思います。

では早速

ここに3足の 4thパターンジャングルブーツ(パナマソール)が有ります。
左から
1968年、1969年、1970年製造です。
カカトの縫い目が〜と言う話を知って居たので何気なく70年製を見ていると...

え、こいつ縫い目無いじゃん。

1970年9月の製造です。
そして
1969年製を見てみると...

うおおおおおおおお
縫い目がある!!!!

この奇跡的な年代の並びでカカトの縫い目の謎が解けましたヽ(;▽;)
しかしぼくの持っている70年製のブーツは70年9月の製造で69年製のブーツには何月かは表記されていません。
なので
ひょっとしたら1969年製にも縫い目が無いロットがあるかも知れませんし
1970年8月のロットには縫い目があるかも知れません...
少なくとも1970年9月以降のブーツには縫い目が無いと言うことにもなります。
ひょっとしたらナム戦末期には縫い目が無いブーツも履かれてたのかも知れません。
結果としてナムロットにも縫い目が有りました。
何か情報知ってる方!コメントして頂けると幸いです!
それでは今日はこのへんでサヨウナラ〜(๑・̑◡・̑๑)ノ
  


Posted by jones at 13:41Comments(5)

2016年12月03日

実物シングルポイント遂に...

今日は!
今年はネタが多すぎて書きたい記事が沢山あるのですが沢山あり過ぎて頓挫しております。

そんな中で夢にまで見たシングルポイントサイトが遂に手元に来ましたので記事にさせて頂きます。


なんと届いた日が11月21日でして
感のいい人なら分かるはず。
「アイボリーコースト作戦」の日で運命しか感じませんでした!

早速GAU-5 /A/Aに搭載!



この姿が見たかったんです。
ソンタイ46周年の日に実パーツまみれの完璧なGAU-5にホンモノのシングルポイントまでついて感無量です。

エイムポイントM2000と比較して見ましたが重さも大きさもあまり変わらない...
M2000の販売が1989年頃でシングルポイントが1960年代後半から有るのですが20年ちょっとでココまで進化するのかと思うと科学の進歩って凄いなーと思います。

実はエイムポイントとシングルポイントは意外な接点がありまして
ソンタイ捕虜収容所を襲撃し、退役したメドウズ少佐が80年代にデルタフォースに照準補助具とフラッシュライトの必要性の講義をしていたそうです。
その時にM2000をゴリ押ししたそうな。
このフラッシュライトとサイトの組み合わせは現代でもバリバリ受け継がれていますね。
少し話が逸れましたが「シングルポイントすごいよ」と言う記事でした。
また電動ガンで射撃してみてどうなのかと言うことも記事にしたいと思います。
  


Posted by jones at 14:38Comments(0)

2016年09月17日

Keep shooting!!頑張れドアガンナー!!

ご無沙汰しています!
今日はナム戦のドアガンナーについてです!

ドアガンナーとは?

ご覧の通りドア開けてマシンガン撃ちまくる人の事です。
主にUH-1のキャビンから撃ちまくります。


ドアガンナーの目的!
撃ちまくって見方を守り抜け!

当たるか当たら無いかは別としてですね。
敵を威圧するのが目的であります!∠(`・ω・´)!

ま、まあ揺れてるヘリから撃ちまくる機関銃の弾など当たりません。多分...

ヘリボンや撤収する味方部隊の支援射撃が任務で
ヘリボン中や撤収する味方部隊がヘリに乗り降りするとその僅かな時間は隙だらけになり
対空兵器、機関銃の格好の的になります。
そう言うセコイ()奴らの頭を出させない為にビビらすのが大きな目的です。
だからと言って適当に射ってる訳でもなく。
こいつはヤバい!って言う目標を優先的に散らせ、
味方部隊の展開をスムーズにしているのでヘリボンのオマケって訳でもありません...

相当命中率が低かったみたいですが
敵からしたら上空を飛ぶヘリコプターから撃ちまくられるのは堪ったもんじゃないですし
2〜3機しか居無いドアガン搭載機に敵火力が集中するのでガンナーも堪ったもんじゃありません。



ドアガンの位置。


左右キャビン後方のここです笑
青色で囲った所にマウントが付きます。

所でM60に薬莢受けが付いてますがコレは真面目に薬莢回収している訳ではなく機体を傷つけたりテールローターに干渉し無いようにする為だと思われます。

つけて無い機体も有るのですがコレはドアガンマウントを使ってい無い為か機体整備員の質のどちらかだと思います笑


機体によっては連装も有るみたいですね。
他には僅かにガトリングガン、M2ブローニーグも搭載されてますがM2ブローニーグはある理由からあまり好かれていません。理由は後ほど...

射撃について。

自衛隊のブラックホークの画像になりますが
お腹見せて飛んでます。
ドアガン射撃時の射界は下方限界はマウントが向く限り無限ですが
上方限界はメインローターがある為かなり狭くなります。
なのでドアガン搭載方向に旋回中は下方に向きますので無理に水平に戻そうとするとローターに干渉する恐れさえあります。
先ほど述べたM2ブローニーグがあまり好かれ無い理由は銃身が長く射撃反動がデカイのでマウントによろしく無いみたいです。
すぐガタガタになる上にたいして連射速度も装弾数も無いので制圧射撃で撃ちまくるのには向いてませんね...
そうなると銃身交換も簡単なM60よりも利点は少なくM2を載せる必要はあまり有りません。

題名にも記載させて頂きましたが
キープシューティング!!
が必要なのでリエナクトでドアガンナーやる際は
敵威力の識別と優先目標を即座に判断し射撃するのが必要になります。

関係無いですが




アビエイターがオシャレ好きなのは世界共通みたいです。

ガンナーウィングバッチも非公式で作ってたみたいですね。

今日は有名でカッコイイ割に詳しい事はあまり知られてい無いドアガンナーについて軽く記事を書いてみました。
反響が有れば続編も書きます。


  


Posted by jones at 21:11Comments(0)

2016年05月24日

映画ワンスアンドフォーエバー の頃のナム戦装備

今晩は!jonseです!

今日は以外と知られていない1966年頃のナム戦装備でも紹介しようと思います。

みなさんナム戦装備は?と聞けばジャングルファティーグにジャングルブーツ、56装備、とかそう言う感じですよね〜
所が映画 ワンスアンドフォーエバー見ると
は?ファティーグは?てかなにこの服装備もカチカチに規定通りだしヘルメット空挺用だし、なにこのブーツ?
はて?
代用?
と思う人もいらっしゃった筈、、、
僕は思いました笑

ワンスアンドフォーエバーの舞台は1965年のイア・ドラン渓谷の闘いでまだこの頃米軍には完全にジャングルファティーグやジャングルブーツが支給されていませんでした。

ジャングルブーツ

この当時は2ndパターンを各歩兵師、旅団のみの限定支給でありアメリカ本土で1人一足のみ支給で2足目はM1962 コンバットブーツ通称「マクナマラブーツ」と言う状況でした。

ジャングルブーツは貴重で次回の支給がいつになるか分からないと言う状況だったそうで短期間の戦闘や現地の訓練ではM1962コンバットブーツ(以下レザーブーツ)を使用していました。
ワンスアンドフォーエバーでレザーブーツを履いているのには2つ考察に使用された説が有りまして
1つ目は
ジャングルブーツが貴重で短期決戦の想定だったため
と言うのと
2つ目は
ヘリボン作戦だったかと言うのが挙げられます。
実際に初期のナム戦では規律は維持されており
パイロットはジャングルブーツでは無くレザーブーツを履く事を義務付けられていました。
理由は航空機火災の際にジャングルブーツだと火傷をしやすいと言う事でした。
その為ヘリに搭乗すると言う観点からレザーブーツが選ばれたのだと思います。

そんなワケで熱帯装備を全く使用しないスタイル(ある意味リアル)なワンスアンドフォーエバー装備。
でもブーツくらいアレンジでジャングルブーツ履くのもリアルで服だけ更新されてない感じが如何にも初期ナム。
個人的に大好きです((´∀`*))

着るとこんな感じ。

ナム戦には見えない...?
同年の第1歩兵師団や173空挺旅団もユーティリティスタイルが見受けられます。
(第1歩兵師団に至ってはM14持ってたりしますよ)

それに装備も至ってシンプルですし集めやすいと思います。
着こなしですが

ユーティリティユニフォームはあげパンが基本ですよ〜。
その方がかっこいいデス。

ユーティリティスタイルって超短期間でしか着用されずマイナーだけど僕の初めてのナム戦装備はユーティリティでした。思い入れのある装備なのでチョーお気に入りです。


それではサヨナラ!∠(`・ω・´)
  
タグ :ナム戦装備


Posted by jones at 00:17Comments(0)